Orchestra Asia / オーケストラ アジア

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オーケストラ アジアの紹介

日本・中国・韓国の伝統楽器による史上初の管弦楽団!
「オーケストラ アジア」

「オーケストラ アジア」は、かつて誰も着手できなかったアジアの伝統楽器群による夢の楽団です。

日本・中国・韓国の音楽家やプロデューサーたちが長い年月をかけて相互に交流を積み重ね、ひたむきな情熱を結集して1993年に創立。
三国の作曲家によるレパートリーづくりから始め、翌94年6月韓国ソウルの「芸術の殿堂コンサートホール」で旗揚げ公演を実施、衝撃的なデビューを飾りました。

「オーケストラ アジア」に集結した北東アジア三国の伝統楽器は、もともとは中央アジアから古代中国を経由したり、朝鮮半島を経て日本に伝わった親族の楽器が多く、長い間に各国別々に改良されながら、それぞれの伝統と個性を誇ってきたものです。従って、ルーツは同じであっても、共通のルールを備えた合奏のノウハウづくりは極めて困難な作業でした。
しかし、各楽器の個性を損なうことなく、新しい音色を生みだすという長年の夢に三国の共同作業で挑戦し、約50種の伝統楽器を編成しつつ、西洋のオーケストラとは鮮やかに対照する東洋独特のオーケストラを誕生させたのです。

その後毎年のように東アジア各都市でコンサートを開催。
日本国内では札幌、仙台、東京、富山、岐阜、大阪、神戸、岡山、徳島、福岡でのコンサートをはじめ、日本政府主催の「戦後50年を記念する集い」(国立劇場)、文化庁芸術祭主催公演「アジア・アート・フェスティバル」(国立劇場)、「長野オリンピック記念公演」(長野県民文化会館)、NHK・TV「キックオフ2002・アジア新時代」、愛・地球博「日中韓オーケストラ アジア コンサート」の特別演奏など、国や民族の境界を超えて活発な活動を展開しています。

現在、「オーケストラ アジア」は、中国歌劇舞劇院民族楽団、韓国中央国楽管絃楽団、オーケストラ アジア ジャパン(日本 亜洲楽団)が母体となり組織されています。

国境を越え、民族の恩讐を超えて自然に適合した人間的文化創造の可能性を、われわれの活動から感じとっていただき、応援してくださることを心からお願い申し上げます。

「オーケストラ アジア」日本委員会

Orchestra Asia / オーケストラ アジア